持ち込みタイヤ
費用が安い
持ち込みタイヤ交換の素晴らしい点は、タイヤさえあればかなり安価でタイヤ交換
を実現することが可能な点でしょう。
何も無しの状態で溝の磨り減ったタイヤを交換しようとしたら、4本のタイヤの
代金プラス工賃に消費税も支払わなければなりません。
4本セットで10万円のタイヤに交換しようとした場合ですと合計で11万円以上
の出費になるので、クレジットカードを使わないのであれば前もって銀行で現金を
引き出しておかなければ会計を済ますことができなさそうな、心臓に悪い高額な
お買い物になってしまいます。
4本で4万円のタイヤなら合計50,000円ちょっとで済むかもしれませんが、
それでもお財布には甚大なダメージを与えることになるでしょう。
このようにタイヤ交換はお金がかかるのですがタイヤを持ち込みすれば大幅に
出費を抑えることができるため、このテクニックを使う人も増えています。
物さえあれば工賃と消費税だけでいいので、1万円札が1枚あれば足りるように
することだってできてしまうのです。
もっと工夫すれば5000円札1枚と数枚の千円札だけで新品のタイヤと交換
することすら可能なので、リーズナブルな作戦といえるでしょう。
別でタイヤを用意する必要はありますがそれさえクリアできるのなら、これは
ぜひとも試してみたくなる手順にちがいありません。
タイミング
ではどんなタイミングで持ち込みタイヤ交換を実行することになるでしょうか。
所有する自動車に新たなタイヤを装着したいと思いたち、それを調達した時が
そのタイミングになるのではないでしょうか。
「タイヤを手に入れたぞ!ピカピカの新品だぜヒャッホウ!」と喜び歓声をあげた
時、次にとる行動がタイヤの持込になるのです。
この順序は重要で、手持ちのタイヤがないまま整備工場へ行ったりカーショップへ
行ってタイヤ交換をしようとしたらその場でタイヤを購入しなければ先には進めず、
そうなると通常通りの流れになり持込ではなくなってしまいます。
入手と交換は別々に行うことが条件になり、そして入手が先であることが大前提
なことを肝に銘じておきましょう。
このルールさえ守っておけばどのタイミングで実行されるかも自然に理解ができる
はずですし、間違いが起こることも防げます。
なにかしらの手段でまずは付け替えるタイヤを手元に取り寄せて、それからどこか
で交換しようとする時こそがベストタイミングになるのです。
どこにするかは料金や自分の行動範囲など様々な要因によって決定することに
なりますが、ガソリンスタンドであろうとディーラーであろうと実行するタイミング
にほとんど違いは生じません。
先に下調べをしたり予約をするとしても、実行のタイミングはほぼ不変なのです。
料金と時間
いくらほどでやってもらえるか、これはショップや工場によりけりなので一律
これくらいだよ、という金額を示すことはできませんが、だいたい1本2千円も
あれば安いところなら請負ってもらえます。
軽自動車の小さなタイヤなら安く、SUV車の大きいタイヤなら高くなるのでおよその
金額を提示することしかここではできません。
4本セットで交換することになるので合計の費用は安ければ5千円から、高ければ
その3倍までと考えておけばいいでしょう。
この料金はタイヤ交換一式であり、タイヤを外して取り付けるだけの作業料では
ないことにも注意しましょう。
バランス調整など安全に走行できる状態に仕上げてくれるのですが、これは素人
が見落としがちな項目になるようです。
タイヤ交換を形だけするのなら自宅のガレージでも駐車場でもジャッキを使って、
誰でも行えるわりと簡単な作業になります。
数千円、あるいは1万円の工賃を支払うくらいなら自分でやるよ、と言い出す人も
きっといらっしゃるはずです。
しかしタイヤ一式を交換するのならタイヤバランスの調整をしないと道路を安全に
走行できず、この調整はプロにしか難しい仕事です。
そこまで込みでの料金で、作業時間は約1時間をみておきましょう。